2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

中原浩大 自己模倣

自分にとっての「中原浩大」の「出現」は、自分にとっての「谷岡ヤスジ」の「出現」と同じだった。「中原浩大」が「谷岡ヤスジ」と同じだと言っている訳では無い。それらの自分への「出現」の「意味」が同じなのだ。 そう思って改めて「谷岡ヤスジ」氏を調べ…

「人間と物質」展再展示計画

2013年の12月も28日という押し詰まりも良いところの東京の街に、斯くも多くの人がいるとは結構意想外だった。この「シンポジウム」に参加して来た。4時起きの日の18時は眠たかった。 「『人間と物質』展再展示計画」 基礎芸術が進める「再展示ドットコム」(…

反重力

名古屋鉄道豊田市駅の改札を出ると、愛知環状鉄道新豊田駅に向かうペデストリアンデッキ上にある松坂屋豊田店のスターバックスが、極めて魅力的な存在に見えた。鉄路で揺られ続けた心身は、電車の椅子とは別の椅子を欲していた。そこに熱いコーヒーがあれば…

掲示

〈序〉 ここから東京駅に行くには、どういうルートが良いだろうと思案した。有楽町駅まで歩いて JR線で一駅行くか、営団丸ノ内線の銀座駅から一駅行くか。結局歩く距離を少しでも短いものとする為に地下鉄を使用する事にした。三原橋近くまで拡張増床された…

MOBILIS IN MOBILI -交錯する現在- 東京巡回展

【承前】 〈序〉 しかしここで問題としたいのは、あの直線的な手法の担っている様式的な意義なのである。百済観音は確かにこの鋼の線条のような直線と、鋼の薄板を彎曲させたような、硬く鋭い曲線とによって貫かれている。そこには簡素と明晰とがある。同時…