2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

事件

「姉さん、事件です」 これはホテル「東京プラトン」のベルボーイ・赤川一平氏が、ほぼ一週間置きに言う口癖だ。但しそれが「事件性」という意味での事件であるかと言えば、刑事事件あり、民事事件あり、またそれ以外の事件もあったりする。大辞泉には「事件…

自由

「アンデパンダン展」というものを実見したことが無い。日本の現代美術史では、特に「読売アンデパンダン展(以下「読売アンパン」)」が超有名な存在であり、それが或る意味で戦後の日本現代美術の、或る時期までのメイン・ストリームを形成したという歴史…

英語

流石にその時はカラー放送が当たり前の時代になっていたが、家庭用ビデオは一般化していないという時代だった。それでも学齢以下の女児、小学生の女児達は、その一挙手一投足を難無く覚えてしまった。それを放浪の画家氏同様、サヴァン症候群的能力故と無理…

外部

白黒の画面だったのを覚えている。それがカラー制作であったのに白黒テレビで見ていたからそうだったのか、元々が白黒制作であったのかは定かではない。 映画やドラマ製作の為に作られたイメージである主人公の出で立ちは、この時点で既に現在スタンダードに…

微妙

こう言ってしまっては何なのだが、「巨匠」の作品が新たに「発見」された場合、残念な事にその多くは「巨匠」の仕事の平均値を下げる傾向にある。新たな発見が「巨匠」の、今までの評価を塗り替える程の、稀に見る「大傑作」であるケースは、それこそ限り無…

牽強

以前、会期(一週間)中全てを「セッティング」に費やしていた展覧会(30年前)の事を書いた。そのインスタレーション作家が、曲がりなりにも自信を持って観客に見せる事の出来る展覧会の形になったのは最終日。それでも密かに「今回は結局駄目だった」と言…

日本

例えばディズニー/ピクサーのアニメーション映画「カーズ2」の公式サイトから。 http://www.disney.co.jp/cars/ その驚くべき冒険の始まりは、なんと日本。ネオンが美しく輝く街“トーキョー”に、“ゲイシャ”カーや“カブキ”カーなど摩訶不思議なクルマが次々…